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ニュースリリース

2009年11月13日

新コンセプト接触冷感ニット素材『クールファスト』の販売開始のお知らせ

 このたび、日清紡テキスタイル株式会社(所在地:東京都中央区、社長:恩田義人)は、新しいコンセプトに基づいた接触冷感ニット地「クールファスト」を開発、来年盛夏物向けにこの11月下旬より販売を開始しますのでお知らせいたします。
 
 通常、ニット素材で清涼感を出すためには、接触冷感成分を素材成分として複合したり、後加工で付与したりすることが一般的です。今回、当社が新たに開発した「クールファスト」は、糸・編み立て・加工をバランスよくコントロールすることでコットン自身が本来持っている可能性を引き出し、高レベルの涼感と着心地の良さを両立させるという新しいコンセプトの夏向けニット素材です。
高い接触冷感値(注1)(Qmax 0.25W/cm2以上)と独特のシャリ感(注2)で肌触りがさわやかなニット素材「クールファスト」は、夏場でも快適に過ごすことができる省エネ対応素材としてもおすすめできます。
 
 日清紡テキスタイルでは、グローバル化に対応するため、海外オペレーションを積極的に展開中です。しかしながら、日本の市場には日本ならではの“一品”、を求めるニーズが未だ根強く残っております。
 当社ニット事業部では、こうした高度なJAPAN QUALITY が必要とされるニーズに対応し、自社工場を中心とした開発体制の整備、開発品の市場への供給を積極的に行っています。例えば、ニットスーパーソフトはレディス用途に抜群の認知度があり、おかげさまでレディスゾーン素材群の中で不動の地位を確立しております。「クールファスト」も、糸、製編、加工を一貫した見地から考えることで初めて実現可能となった機能商品であり、JAPAN QUALITY を求める声に十分応えられるものと自負しております。
 当社は、これからもこうしたものづくりの基本的考えである“NISSHINBO QUALITY”を根幹に置いた商品開発を積極的に推進してまいります。
 
【クールファストの特長】
  生地表面の凹凸感を維持しながら、接触冷感値(Qmax)が0.25W/cm2以上という高いレベルを実現。独特のシャリ感で肌触りがとてもさわやか。着用時の心地良さを演出
  軽量感とニット特有の伸縮性で、夏物のTシャツ、羽織物などの用途に最適
  接触冷感機能は、冷感剤の原材料への練りこみや染色加工時での塗布ではなく、日清紡品質管理基準に基づいた、糸の工夫、編み立て手法がベース
  繰り返し洗濯をしても、接触冷感機能を損なわず、しかも毛羽立ちが少なく生地面の美しさを保持
  本技術は綿100%品にとどまらず、異素材との組合せが可能
 
【クールファストの用途・販売目標】
  レディスを中心に夏物衣料用に幅広く提案
  初年度は20万mの販売を予定
 
以上
 
(注1)接触冷感値(接触冷温感評価値Qmax(W/cm2)・・・人がものに触れた瞬間の冷たさを移動した熱量で数値化したもの。単位は平方センチ当りのワット(W)。この数値が大きいほど冷たく感じます。一般にこの値が0.2以上であれば、接触冷感性ありといわれています。
 
(注2)シャリ感・・・ハリコシや反発感のある生地で、ドライタッチで涼感がある風合いのこと。

<クールファスト接触冷感値(Qmax)データ>   室温 20℃   湿度 65%   ⊿T=20℃

<クールファスト接触冷感値(Qmax)データ>   室温 20℃ 湿度 65% ⊿T=20℃

<毛羽立ち比較写真>

<毛羽立ち比較写真>

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